ワーケーションの時のネット環境、どうしていますか?ホテルやコワーキングスペースに備え付けのwifiを利用したり、自分でポケットwifiを契約している方も多いかもしれません。
私の場合、デュアルSIMスマホのデザリングを活用して、ネット環境を用意しています。なぜデュアルSIMなのか、デザリングを利用するメリットについて解説していきたいと思います。
パブリックなwifiはセキュリティ面で不安
パスワードのかかっていないパブリックなwifiは、第三者から自分のパソコンに不正にアクセスされてしまうことも。仕事で使うのは控えた方がベター。
私は仕事でお客様の情報を取り扱っているので、ネットのセキュリティには細心の注意を払っています。どこへ行ってもネット環境は自前で用意するようにしていて、ホテルやコワーキングスペースに備え付けのwifiがあっても、使わないようにしています。
ワーケーションではデュアルSIMスマホのデザリングを活用
普段ワーケーションの時にどのようにネット環境を用意しているのかというと、私はポケットwifiは契約せず、スマホのデザリングを利用しています。
私が普段使っているiPhone SEはデュアルSIMに対応していて、SIMカードを2つ利用できるので
- メイン回線として楽天モバイル(楽天回線)
- 副回線としてpovo(au回線)
を契約しています。基本は楽天モバイルのデータ無制限のプランで利用しつつ、楽天回線が不安定な時はpovoでその都度必要な分だけデータをチャージして使っています。
基本は楽天モバイル
楽天モバイルのプランはデータの利用料に応じて料金が変わる仕組みになっています。
- 〜3GBまで:月額980円
- 3GB〜20GBまで:月額1980円
- 20GBを超える:月額2980円
月に1回1週間のワーケーションをすると、だいたい月のデータ使用量が20GB前後になることが多いです。20GBを超えてもそれ以降はどんなに使っても月額料金が変わらないのが楽天モバイルの良いところ。スマホ1台で完結するので、荷物も増えなくていいし、ポケットwifiを契約するよりお得に済みます。
楽天モバイルが不安定な時はpovoでカバー
ただ、楽天モバイルは通信がたまに不安定な時があります。都市部でも稀に繋がらないエリアがあったり、回線が安定しなかったりします。
特に地方に行くときは、楽天モバイルが使えるか微妙な場所もあるので、そんな時のために副回線としてpovoを契約しています。
povoはauが出している格安プランで、月額料金が無料、使うデータ分だけ課金して利用するスタイルです。
- データ使い放題(24時間有効):330円
- データ追加1GB(7日間有効):390円
- データ追加3GB(30日間有効):990円
- データ追加20GB(30日間有効):2700円
楽天回線が不安定な時だけ、データ使い放題をチャージして使うことが多いです。povoはau回線なので、基本繋がらないことはないですし、通信も高速で安定しています。
デザリングのメリット・デメリット
デザリングのメリットとしては、
- ポケットwifiを契約するより費用が安く済む(月4000円程度の節約になる)
- スマホ1台で完結するので、荷物が増えなくて良い
一番のメリットはポケットwifiを契約する必要がないので、費用が安く済む点です。ポケットwifiを契約すると月3〜4000円はかかると思うので、年間で4万程度の節約になります。
逆にデメリットを挙げるとすれば、
- スマホの充電の減りが早い
になるでしょう。基本的にスマホを充電しながらデザリングしています。ホテルやコワーキングスペースには電源がありますが、カフェなど電源が確保できない場所では長時間の作業は難しいかもしれません。
デュアルSIMスマホのデザリングを活用しよう
以上、ワーケーションのネット事情をまとめてみました。
- ワーケーションのネット環境は、デュアルSIMスマホのデザリングを利用
- メイン回線はデータ使い放題プランを契約(楽天モバイル)
- メイン回線が繋がらない時の予備として副回線を契約(povo)
この方法が費用がかからず、通信も安定するのでおすすめです。ワーケーション時のネット環境をどうしようか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。