暮らすように旅をする。

美容室帰りにお腹が空いたのでどこかでお昼を取ることに。八月の猛暑日、黙って立っているだけで汗が垂れてきます。こんな日には冷えた白ワインが飲みたいですね。

青葉通りから仙台朝市の方角に向かって東四番町通りを進んでいくと、雰囲気の良いお店がちらほら見えてきます。そういえばここに気になっていたお店があったなぁと思い、入ってみることにしました。

多国籍料理が楽しめる、ヨーロッパの大衆食堂のようなバル「VINDOME」

以前夜に通りかかった時に雰囲気が良くて、行ってみたいなぁと思っていたバル。

お店の前でメニューを見ていたら、笑顔が素敵な店員さんに「どうですか？」と声をかけられ、カウンター席に通されました。お店の中に入ってみると想像してたよりもポップな内装で、夜とはまた違った印象。

ワインのメニューでフランスのアルザス地方のオレンジワインが気になって、オーダーしてみました。オレンジワインは初めて飲んだけれど、とてもトロピカル。柑橘のような香りがふわっと広がります。夏に飲む冷えたワインって、なんでこんなに美味しいんだろう。

ランチで頼んだのが、青海苔としらすのピザで、これがビンゴ。

一切れ口に運ぶと、磯の良い香りが広がって、チーズとの相性も抜群。塩の加減もちょうど良いです。一枚ペロリと完食してしまいました。

ヨーロッパの大衆食堂をイメージした店内の壁には、レトロなステッカーやポストカードが飾りつけしてあって、親しみやすい雰囲気でした。

昼はカフェ、夜はバー。カウンター席からは青葉通りが見渡せ、一人でゆっくり飲みたい時にも「PRONTO　仙台青葉通り店」

ランチの後は少しショッピングを楽しんだ後、歩き疲れたのでカフェで休憩することにしました。ここのプロントは、カウンター席から青葉通りのケヤキ並木が見渡せるので、一人でゆっくり休憩したい時におすすめ。

風になびく木々の葉、通り過ぎる歩行者、駅の方に向かっていく市営バスとタクシー。外の景色をぼーっと眺めていると、流れゆく時間がとてもゆっくりに感じます。

夜になると店内はカフェからバーへ、お酒やおつまみの提供も始まります。居酒屋やバーに行くほどでもないけれど、少し一人で飲みたい、そんな時にも使えるお店です。

お店を出ると日が暮れ始めていて、薄紫色の空がビルのガラスに反射していて綺麗でした。