February 11, 2025

キッチンのない部屋での自炊生活、メニューを固定化して無理なく続ける。

少し前から水回り共同のシェアハウス型のマンスリーマンションに滞在し、キッチンのない部屋で暮らしています。長らく悩まされてきた自炊問題ですが、このマンションでの滞在を機に、電気鍋を使ったメニューに固定化したことにより、自炊の負担がとても減りました。

電気鍋を使ったメニューで献立を固定化

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部屋に小さな冷蔵庫がついていて、電気鍋と電気ケトルを自室に置き、基本は部屋の中で自炊をしています。洗い物だけ共同のキッチンを使います。

一人暮らしの食事については仕事との両立が大変で、ずっと悩んでいました。私の場合、仕事の後の疲れた状態でスーパーに行き、予算の中でやりくりしながら献立を考えて食材を買うという工程が特に苦手でした。

土日はゆっくり過ごしたくて、作り置きする気が起きなかったり、過去に宅食を利用してみたこともありましたが、野菜が少なかったり、添加物が気になったりして、私には合わずやめてしまいました。

基本は鍋か蒸し野菜

献立についてですが、基本は鍋か蒸し野菜をメインにして、そこにタンパク質のおかずを組み合わせています。食材を切って煮るだけ、蒸すだけなので、とても楽チンな割に野菜がたっぷり取れるので栄養バランスにも満足しています。

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ある日の食事1:蒸し料理(野菜、ささみ、豆腐)、ご飯、納豆、梅昆布茶

少しの工夫で自炊のハードルをぐっと下げる

食材はスーパーでまとめ買いして、鍋に使う白菜は切ったり、きのこ類は石づきを取って、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しています。蒸し野菜に使う茄子などの野菜は切ると変色してしまうので、あらかじめ洗っておいて、食べる直前に切ります。

野菜を切ったり洗ったりしておくと、料理を作る際は食材を鍋に入れるだけなので、自炊のハードルがぐっと下がるのでおすすめです。

不足しがちなタンパク質を補う時短おかず

タンパク質のおかずはちゃんとは作らずに、手軽なものを利用しています。例に挙げると、納豆、豆腐、ゆで卵、煮魚や魚の塩焼きなどのレトルトのおかず、鯖缶など。豆腐やささみを鍋や蒸し野菜に入れることもあります

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ある日の食事2:キムチ鍋、レトルトの鯖の味噌煮、ゆで卵、ご飯

外食やインスタント食品を利用して、手抜きの日も作る

仕事のある日は大体このようなメニューで固定化していますが、週の半ばに外食をして自炊しない日を作ったり、休日は栄養バランスをあまり気にせず好きなものを食べることにしています。たまにこういう日を挟むことで、食事の内容にメリハリがつき、平日に同じような食事が続いても飽きずに過ごせています。

自炊のメニューを固定化したことによるメリット

自炊のメニューを固定化して良かったなぁと思うのは、

  • 献立を考える必要がなくなり、買い物の負担が減った
  • 毎日同じメニューを作ることで単純作業化でき、仕事終わりで疲れていても自炊のハードルが下がった
  • 食材を効率よく使い回せるので食費が減った

という点です。何よりも大きかったのは毎日「何を食べよう」という考える時間を減らせ、他のことにエネルギーや時間を使えるようになったことかもしれません。心の余裕ができて、良い一日のサイクルで過ごせています。

一人暮らしの自炊で同じように悩んでいる方がいたら、是非メニューの固定化を試してみてください。

[link] ホテル暮らしで活躍してくれそうな電気鍋。